前回、紹介した梶原しげるさんの『不適切な日本語』(新潮新書)を読了。
いや、面白かったです。
しゃべりのプロなので、内容はアクセントなど、しゃべり言葉に関するものが中心になっています。スタンダードとして、NHKがよく出てきたような気がします。
それにしても、辞書の読み比べの楽しさを語るなど、この著者の探究心は半端じゃありません。
梶原さんに言わせると、国語辞典は一家に一冊、ではなくて、何冊かを読み比べなきゃダメだそうです。 続きを読む 印鑑のまちがい
前回、紹介した梶原しげるさんの『不適切な日本語』(新潮新書)を読了。
いや、面白かったです。
しゃべりのプロなので、内容はアクセントなど、しゃべり言葉に関するものが中心になっています。スタンダードとして、NHKがよく出てきたような気がします。
それにしても、辞書の読み比べの楽しさを語るなど、この著者の探究心は半端じゃありません。
梶原さんに言わせると、国語辞典は一家に一冊、ではなくて、何冊かを読み比べなきゃダメだそうです。 続きを読む 印鑑のまちがい
フリーアナウンサー梶原しげるさんが書かれた『不適切な日本語』(新潮新書)を、読み始めたところですが、なかなか面白そうです。
以前、この方の『すべらない敬語』(新潮新書)を週刊誌の書評で取り上げたことがありましたが、言葉へのこだわりに、尋常ならざるものを感じて、敬服したものでした。
冒頭に、「私たち入籍しました」がおかしい、という内容のコラムがあったので、読んでみると、なるほど、私も気づきませんでした。 続きを読む 入籍という言葉
略語の話の続きです。
やはり、略語で多いのは、少し長めの組織名の略ですね。
たとえば、公取委は公正取引委員会の略です。 続きを読む 略語 3
解説不要の略語はまだまだありますね。
たとえば、アラサー。それから始まって、アラフォー、アラヒフ、その上がアラカン。
しかし、よくよく考えてみれば、これは略語ではなく、造語でした。
元となるアラウンド・サーティ~という言葉がそもそも、使われていませんから。 続きを読む 略語 2