いや、大谷サンはすごいですね。 「全米が~」というフレーズがありますが、本物の「全米が驚愕した」です。 続きを読む イケメンの生きざま
カテゴリー: 新語
CU
今年の紅白出場歌手が先ごろ発表されました。
毎年、選考過程がよくわからないので、あまり関心がありませんでしたが、今年はちょっとびっくりしました。
エレファントカシマシが選ばれていたからです。 続きを読む CU
35億
炒め煮
昨6月1日から、いろいろなものが値上がりしましたね。
まずビールが値上がりしました。
メーカーが値上げしたのではなく、スーパーなどの安売り規制のための値上げです。
消費者にとっては、最悪の規制ですね。
あと、郵便はがきが10円上がって62円になりました。
ビールは買いだめができますが、はがきは52円のものを買っておいても10円切手を貼らないと使えません。
私は、面倒なのでわざわざ値上げの日に近所のスーパーに行きましたが、ビール売り場は戦いのあとのようでしたね。
あちこち売り切れで、穴が開いているようでした。
皆さん、相当買いだめしたのではないでしょうか。
さて、今回はワードハンティングの話です。
ワードハンティングとはそのまま訳すと「言葉狩り」になるので、それでは少し意味が違ってきます。
あえて日本語にするなら「新語狩り」ですか。
テキストは『辞書編纂者の、日本を使いこなす技術』(飯間浩明 PHP新書)です。
著者の飯間さんは「三省堂国語辞典(略して三国)」編集委員で、ここでも何回か取り上げているコラム「街のB級言葉図鑑」(朝日新聞土曜版)を書いている方です。
ワードハンティングとは、飯間さんが、街を歩いて、看板などから辞書に載せられそうな新しい言葉を採集している仕事のことです。
たとえば、街頭の柱に警察署が貼ったステッカーがあると、そこには「侵入盗特別警戒実施中」と書かれていました。
「侵入盗」とは、泥棒の正式名称ですね。
ふだんは使われませんが、なるほどと思ってしまいます。
それから「炒め煮」という言葉。
一度炒めてから汁を加えて煮る料理のことですが、なんとこれが『三国』に載ったのが2014年のことだそうです。
意外と辞書に新しい言葉が載るには時間がかかるものなんですね。
ワードハンティングの重要さがわかります。