「イチロー」と「イチローさん」の違い

いやあ、ここまで寒いと、もはや感覚がなくなりつつありますね。

年を取ると、痛覚が鈍くなって、やけどをしても気づきにくいといいますが、そんな感じもしています。

 

堂々と車道を歩いたり、普段やらないこともやってますよね。 続きを読む 「イチロー」と「イチローさん」の違い

あなたと私は概ね合っています

だいぶ出遅れましたが、本年もよろしくお願いいたします。

 

北朝鮮がオリンピック参加するということで、とりあえず2月中ぐらいは平和な世界になりそうですね。

 

韓国には統一省があるくらいですから、やはりアメリカは日本とは事情がちがいます。

元は同じ民族ですからね。

 

オリンピックといえば、日本でとんでもない事件が起きました。

カヌーのトップ選手が若いライバル選手に毒を盛ったとか。

 

すみません、毒じゃありませんでした。

選手が補給するドリンクに禁止薬物が混入させたんですね。

 

まあ、ドーピングが発覚すれば選手生命が絶たれるわけですから毒みたいなものです。

 

ドーピング問題はロシアなどで、日本選手は世界一クリーンだと思っていたので、がっかりです。

 

ドーピングは自分の競技能力をアップさせるために使うものだと思っていましたが、こういう使い方が日本的なのかな。

 

つまり目標は、メダルではなく日本代表になること、というところが。

今回の加害者は30代で、あとがないというあせりもあったのでしょう。

 

 

さて、去年から引き続き、「ワードパワー(語彙力)」をつけようという話です。

 

今回は「概(おおむ)ね」という言葉です。

「おおよそ(およそ)」「だいたい」という意味ですが、「概ね」のほうにちょっとグレード感があるのです。

 

「概論」という言葉があります。

「日本史概論」などのタイトルをよく見かけますが、「日本書紀」に出てくる「概ね」には「一番大事」という意味があったのです。

 

「概ね」は「大旨(おおむね)」とも書き、「大凡(おおよそ)」「大体(だいたい)」とは少し差があります。

 

「おおよそ」「だいたい」でもよいのですが、そこで「概ね」を使うと「一番大事」というニュアンスが加わって、発言者のポイントが高くなるわけです。