外来語の表記の難しさについては、これまでにも何度か書きましたが、逆に、日本のものが外国で表されるときに、思わぬ壁にぶつかることがあります。
少し前ですが、こんなニュースがありました。
近畿大学といえば、数々の人材を輩出している、関西の名門ですが、そこである問題が起きました。
交換留学などで、外国に行った学生が自己紹介するときに、「Kinki University」と言うと、必ずといっていいほど、微妙な雰囲気になるそうなのです。 続きを読む スケベニンゲン
外来語の表記の難しさについては、これまでにも何度か書きましたが、逆に、日本のものが外国で表されるときに、思わぬ壁にぶつかることがあります。
少し前ですが、こんなニュースがありました。
近畿大学といえば、数々の人材を輩出している、関西の名門ですが、そこである問題が起きました。
交換留学などで、外国に行った学生が自己紹介するときに、「Kinki University」と言うと、必ずといっていいほど、微妙な雰囲気になるそうなのです。 続きを読む スケベニンゲン
4文字言葉の本来の意味は、英語のfour letter words のことで、禁句、人前で言ってはいけない汚い言葉のことです。
ここでは、それとはまったく関係のない、漢字1字で、読みがなが4文字になる言葉について書きます。
もちろん、雷、魂など、数え切れないほどあるわけですが、取り上げるのは、不要な送りがなをつけてしまいがちな字です。 続きを読む 4文字言葉
「この話したっけ」
「これ話したっけ」
さて、この2つのちがいはなんでしょう?
続きを読む 「話」と「話し」
私たちが使う言葉のルールは、現代仮名遣いを元にして、原則(本則)と例外(特例)を明記しておくことで成立しています。
ただ、それに当てはまらないグレーゾーンも存在します。ここは許容範囲となります。
出版界では、この許容範囲は狭いといえます。そう、出版界は狭量なのです。 続きを読む 許容
ジャップというと、日本人を差別する言葉として不適切とされています。
ただし、われわれ日本人がこの言葉を使うことはあまりないので、ピンとは来ません。戦時中にアメリカで日本人に対して侮蔑的な意味で使われた言葉だからです。もともとはJapaneseを縮めただけの言葉でしたが、そうした時代背景によって不適切な要素を持ってしまったわけです。
続きを読む ジャップ