酒は猶兵の如し

またえらく寒いじゃないですか。
この寒暖攻めはきついです。

家なども、傷みが進むんじゃないでしょうか。
GWもあれやこれやするうちに終わってしまいました。

日曜日に韓国映画『タクシー運転手(副題はダサいので省略)』を見てきました。
予想通りというか期待通りというか、ソン・ガンホ独走の映画でしたね。

ソン・ガンホがすごすぎて、周りがかすんでしまうのがちょっと、という感じです。
相手役のドイツ人ジャーナリストに扮した俳優もおとなしめでした。

まあ、これは実話がもとになっていて、そのジャーナリスト本人(故人ですが、最後に登場します)のイメージなのでしかたないですが。

その光州事件ですが、軍が市民を弾圧し、銃をぶっ放したという、とんでもない事件でした。
日本では考えられないですね。
機動隊しかいませんから。

テーマは重く、本来は大問題作のはずですが、ソン・ガンホが力技でエンターテインメントにしてしまったいう映画です。

さて、今回は「たとえことば」についてです。
『たとえことば辞典』(中村明 東京堂出版)を参考にします。

某メンバーの事件がありましたが、お酒についてのたとえです。

「酒に飲まれる」
酒を飲んだつもりが飲まれるとはこれいかに。

いや、うまい表現ですね。
「コーヒーに飲まれる」
眠れなくなるぐらいですか。

酒を大量に飲むと。
「酒を浴びる」
浴びるほど酒を飲むとね、よくないことが起きます。

「酒は猶兵の如し」

これは、酒は兵(武器・武力)と同じで、使い方を誤ると身体を害したりして、とんでもないことになるたとえです。
まあ、お酒に関しては「飲みすぎ注意」というのが古今東西共通の常識というのがよーく解りますね。
と言いつつ、今夜も少しだけ、ですか。

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