いよいよリオ五輪が始まりますが、はたして盛り上がるのか、よくわかりません。
というのも、相変わらずのどたばたがあるからです。
まず選手村の問題。これが、不潔とか、配線不備とか、ひどいみたいです。 続きを読む 当て字の世界 2
いよいよリオ五輪が始まりますが、はたして盛り上がるのか、よくわかりません。
というのも、相変わらずのどたばたがあるからです。
まず選手村の問題。これが、不潔とか、配線不備とか、ひどいみたいです。 続きを読む 当て字の世界 2
都知事選も今週末に迫り、少しだけ形が見えてきました。
ダンゴ状態だったのが、縦並びになった感じで、各調査を見ると、小池、増田、鳥越の順に並んでいるようです。
あくまで、私の勝手な予測ですが、上位2人の一騎打ちのような気がします。つまり、増田さんの逆転はあるが、鳥越さんはちょっと苦しいということです。 続きを読む 当て字の世界
都知事選は、泥仕合の様相を呈してきましたね。
昨日、三つ巴と書きましたが、鳥越さんの女性問題は大打撃になるかもしれません。
その分減る鳥越票が小池さんに流れるとすれば、小池有利の予測ができそうです。
でも、また新たな問題が出現して状況が変わるかもしれません。
さて、昨日の同音異義語の続きです。
今回は体制と態勢です。
それに第三の語として体勢が登場します。
さらに大勢という言葉もあります。
はじめに、体勢から。
これはもう、見た目の肉体の形ですね。体のバランスです。
「体勢が崩れる」など、柔道をはじめとする格闘技でよく耳にします。
それ以外では使わないと、単純に考えてよいでしょう。
次に大勢。これは「おおぜい」とも読みます。たくさんの人という意味ですね。
大勢(たいせい)とは、物事の流れ、勝負の決着の行方などのことです。
スポーツの試合で、終盤でどちらかが大きくリードしていたら「大勢が決した」ということです。
選挙の当選予想、開票結果などにおいても、頻繁に使われる便利な言葉です。
体勢、大勢は意味が明快なので、混同する心配はあまりありません。
問題は、体制と態勢です。
体制とは、組織や制度、それも確固たるものを指します。
揺るぎのないものというイメージです。政治的なものともいえます。
そこから派生して、時の権力、支配者を表す言葉にもなります。
ですので、体制側というと、現時点では自公政権、官庁などのことです。
しかし、民主党政権の時代は、何十年も続くようなで強固な政権ではなかったので、体制という言葉がなじまなかったかもしれません。
一方の態勢とは、物事の状態や構えを指します。
状況ではなく、人間の意志が入ったものです。
ですので、台風の態勢とは言いません。台風による被害者の受け入れ態勢、などと使います。
組織(体制)と状態(態勢)というと、違いがわかるような気がしますが、制度(体制)と構え(態勢)といわれると、ちょっと境界があいまいになります。
戦時体制、臨戦態勢、というふうに使い分けるのですが、だんだんこんがらがってきました。
これは、個々の言葉に慣れていくしかなさそうですね。
都知事選の闘いも終盤戦に入ろうとしていますが、誰になるのか、まったく先が見えないですね。
今のところ、有力候補者の三つ巴と言っていいと思います。
小池さんが有利と言われて、むしろ迷惑という感じですね。危ないと言われるほうが闘いやすいのかもしれません。追う者の強みです。
増田さんなどは、危機感を煽って、ゴール前チョイ差ししたいところでしょう。
鳥越さんのスキャンダルのようなものも突然出てきて、これから来週末まで、何があるかわかりませんね。
さて、以前使い分け(町と街など)の話を書きましたが、なかでも難しいのが、並行と平行などの、同音異義語です。
異義といっても、はっきり違いがわかるものは、同音異義語にはなりません。
似たような感じで微妙に違う異義が、混同したときに気づきにくいのです。
たとえば、観賞と鑑賞。
両者の境目がはっきりしない感じですよね。
意味としては、観賞は熱帯魚、植物など見て楽しむこと。
観葉植物などというように、情景を愛でるニュアンスで使います。
対して、鑑賞は、芸術作品を見たり聴いたりする際に使います。絵画、音楽、映画などです。
では、演歌や落語などはどうなのか? もちろんすべて鑑賞になります。大衆芸術ですから。
テレビをボーっと見てるだけなのは鑑賞? それとも観賞? 微妙ですねえ。
スポーツの場合は、観戦になりますね。
芝居の場合は観劇という言葉があるので、それを使うことになります。
芸術性の高い演劇に関しては「○○氏演出の舞台を鑑賞」としてもよいでしょう。
観賞と鑑賞の使い分けは、このようにすれば大丈夫です。
それと、もうひとつ、第三の語として、観照という言葉もあります。
これは、哲学的な(客観的で冷静な)目で見つめるということです。ふだん、あまり使わない高尚な言葉ですが、一応覚えておきましょう。
大橋巨泉さんが亡くなられていたことがわかりました。
7月12日といいますから、永六輔さんとわずか5日違いだったのですね。
もともとはジャズ評論家だった人で、そこからテレビ界で活躍し名司会者にまでなりました。
また、この人ほど、リベラルという言葉が似合う人はいませんでしたね。
永さんといい、リベラル派が次々と消えていくのは残念でなりません。 続きを読む お手数ですが