自分ではおかしいと気づかずに、同じ意味の言葉を重ねてしまうことってありますよね。
ちょっとむずかしく言えば、屋上屋を架す言葉です。
正式には「重言」といいます。
すぐ分かる初歩的なもの。 続きを読む ダブリ
自分ではおかしいと気づかずに、同じ意味の言葉を重ねてしまうことってありますよね。
ちょっとむずかしく言えば、屋上屋を架す言葉です。
正式には「重言」といいます。
すぐ分かる初歩的なもの。 続きを読む ダブリ
今年は平成28年ですが、28年にもなると、一時期のように「えっ!? 平成生まれ!?」と驚くようなことは少なくなりましたね。
ちなみに西暦では2016年なのですが、1冊の本の中で、この、元号と西暦の表記をどう扱うかは、なかなか迷うところがあります。
というのも、だいたいの著者の方は、特に意識せずに、両者を混用しているからです。
あるときは西暦で、あるときは元号でとなると、ちょっと読みづらさを感じることもあります。 続きを読む 元号と西暦
私たちが使う言葉のルールは、現代仮名遣いを元にして、原則(本則)と例外(特例)を明記しておくことで成立しています。
ただ、それに当てはまらないグレーゾーンも存在します。ここは許容範囲となります。
出版界では、この許容範囲は狭いといえます。そう、出版界は狭量なのです。 続きを読む 許容
ジャップというと、日本人を差別する言葉として不適切とされています。
ただし、われわれ日本人がこの言葉を使うことはあまりないので、ピンとは来ません。戦時中にアメリカで日本人に対して侮蔑的な意味で使われた言葉だからです。もともとはJapaneseを縮めただけの言葉でしたが、そうした時代背景によって不適切な要素を持ってしまったわけです。
続きを読む ジャップ
日本語をローマ字で表す場合、判断に迷うことがあります。
と言っても、原稿で、日本語をローマ字で表すことはまずありません。ローマ字を使用するのは外国語がほとんどですから、そのまま原語で正しいスペルを書けばよいわけです。
書籍で日本語をローマ字で表す必要があるのは、著者の名前であることが多いです。 続きを読む ローマ字表記について