フリーアナウンサー梶原しげるさんが書かれた『不適切な日本語』(新潮新書)を、読み始めたところですが、なかなか面白そうです。
以前、この方の『すべらない敬語』(新潮新書)を週刊誌の書評で取り上げたことがありましたが、言葉へのこだわりに、尋常ならざるものを感じて、敬服したものでした。
冒頭に、「私たち入籍しました」がおかしい、という内容のコラムがあったので、読んでみると、なるほど、私も気づきませんでした。 続きを読む 入籍という言葉
フリーアナウンサー梶原しげるさんが書かれた『不適切な日本語』(新潮新書)を、読み始めたところですが、なかなか面白そうです。
以前、この方の『すべらない敬語』(新潮新書)を週刊誌の書評で取り上げたことがありましたが、言葉へのこだわりに、尋常ならざるものを感じて、敬服したものでした。
冒頭に、「私たち入籍しました」がおかしい、という内容のコラムがあったので、読んでみると、なるほど、私も気づきませんでした。 続きを読む 入籍という言葉
略語の話の続きです。
やはり、略語で多いのは、少し長めの組織名の略ですね。
たとえば、公取委は公正取引委員会の略です。 続きを読む 略語 3
解説不要の略語はまだまだありますね。
たとえば、アラサー。それから始まって、アラフォー、アラヒフ、その上がアラカン。
しかし、よくよく考えてみれば、これは略語ではなく、造語でした。
元となるアラウンド・サーティ~という言葉がそもそも、使われていませんから。 続きを読む 略語 2
重版の編集作業において、初版と大きく変わる可能性がある部分があります。
それは帯です。
理由としては、帯を変えて、より売れ行きを良くしようという、出版社の戦略がまず考えられます。 続きを読む 重版 その4