重版を作る編集者の仕事の続きです。
前回、日付のことは書きましたが、ほかで第1刷と変わるのが、スリップです。
スリップとは、新刊書に挟んである、2つ折りの売上スリップのことです。
新刊書が1冊売れると、書店がその本に挟んであるスリップを抜きます。
売れたので、またその本を注文するときの注文カードとしても使います。 続きを読む 重版 その3
重版を作る編集者の仕事の続きです。
前回、日付のことは書きましたが、ほかで第1刷と変わるのが、スリップです。
スリップとは、新刊書に挟んである、2つ折りの売上スリップのことです。
新刊書が1冊売れると、書店がその本に挟んであるスリップを抜きます。
売れたので、またその本を注文するときの注文カードとしても使います。 続きを読む 重版 その3
今回は自費出版ではなく、一般書の重版について書きます。
重版の条件とは?
これはいうまでもなく、発売後の売れ行きがよく、追加が見込まれることです。
全部売れてから、刷ったのでは、間に合わないので、見込みで判断することになります。
場合によっては、書店に並ぶ前に、重版を決定することもあります。 続きを読む 重版 その2
間違って覚えてしまった慣用句、ことわざは、まだまだあります。
タイトルの「天下の宝刀を抜く」ですが。
これは、正しくは「伝家の宝刀を抜く」です。
家に代々伝わる宝刀の意味です。デンカをついテンカと誤って覚えがちです。 続きを読む 天下の宝刀
いよいよ出版することが決まり、あなたの編集担当者が決定されました。
そして編集者から「よろしく頼みます」という挨拶があります。
通常は書面で挨拶状を送ると思いますが、その前に電話で連絡することもあります。
そこで、編集者に対しての気配りはどのていど必要か? という疑問があるかもしれませんので、それについて答えます。 続きを読む 著者の気配りとは?
自分ではおかしいと気づかずに、同じ意味の言葉を重ねてしまうことってありますよね。
ちょっとむずかしく言えば、屋上屋を架す言葉です。
正式には「重言」といいます。
すぐ分かる初歩的なもの。 続きを読む ダブリ