略語の世界

グーグルといえば、いまや誰もが知っている検索エンジンですよね。ネットで何かを調べる作業を「ググる」と言ったりするくらいです。

でも、よくよく考えてみると、このグーグル、外来語としては、ゴーグルのことなんですね。
ゴーグルはゴーグルとして、厳然と今も使われています。
「ちょっと、スキーに行くからグーグル貸してよ」とは言いません。

日本ではグーグルとゴーグルが使い分けられているのです。

さて、外来語も、よく使われる言葉は、略されて、略語となります。

たとえば、スマホですが、数年前であれば「スマホ(スマートホン)」と元の言葉を併記する必要があったかもしれません。今は、わざわざスマートホンと書かなくてもよいと思います。

このあたりの対応の仕方は、著者の年代、読者層によって、異なると思います。

たとえば「冬ソナ」などは、年配の方にはすぐ通じるでしょうし。

あるいは、60代の方の自伝で、子供のときの話に「マガジンを買うのを忘れた」とあれば、それは「少年マガジン」のことです。
でも、若い人にはマガジンだけでは、分からないので、一回目(初出)だけ「少年マガジン」と入れて、あとは略してもOKというかたちで処理します。

それにしても、めまぐるしい世の中ですから、新しい略語が次々と生まれています。特に外来語の略語は、元の言葉を記しても分からない可能性があります。

最近、ときどき見かける「ステマ」という言葉は、ステルスマーケティングの略ですが、年配の方だと、ピンと来ないかもしれません。

ステマ(ステルスマーケティング)とは、会社が宣伝とは思われないようにして発信し、消費者が、ブログなどを見たり読んだりしていると、実はその商品の宣伝だった。という手法のことです。
芸能人のブログで、依頼されたものを、自分が愛用していると記事を書いて、問題になりましたし、テレビの健康食品のCMなどでも、よくお目にかかります。

でも、「ステマ」について、そこまで説明したほうがいいのか、くどくなるので説明は省くべきなのかは、判断に迷うところです。

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