ペンネームについて

 

本を出すにあたって、題名はもちろん大切ですが、その前に著者名もおろそかにはできません。

多くの方は本名をそのまま使うことが多いと思います。でも、中にはペンネームを使う方もいらっしゃいます。たとえば、本の内容で、実名を出すと差し障りがある場合、これはペンネームを使って、登場人物も仮名にしたほうがよいです。

よく「本当のことだから、かまわないのでは?」とおっしゃる方がいますが、事実でない場合はもちろん、事実であっても、相手が公表したくないと思えば、名誉毀損が成立します。そして出版差し止めを申し立てれば、本を出すことは困難になります。

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言いそこ間違い

 

誤用についてですが、このタイトル自体がまちがいですね。これは「言い損ない」と「言い間違い」を混同したものです。すでに古典的なギャグになっています。鳳啓助さんのものですね。

ほかにも、アホの坂田こと坂田利夫氏が言ったとされる「ふしだらな妹ですが」(「ふつつかな」をカン違いしたもの)などもあります、さすがコメディアンは言葉遊びが巧みです。 

 重複として「腰が腰痛でね」など、ギャグとしては笑えますが、これを私たちが本として書いてしまうと、恥ずかしいですよね。とても笑えません。

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思い込み

 

完成した原稿は入稿されて、校正紙となって出てきます。校正紙は出来上がった本を見開いた形、つまり右側のページと左側のページの2ページ分が一枚になっています。

これを初校と呼び、それを戻して2回目に出たものが再校になります。通常は2回で終わりですが、直しが多い場合は、もう一回やります。これを三校、念校などといいます。

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組版

 

さて、完成した原稿はそのあとどこへ行くかというと、組版所に回ります。昔は、写植屋さんと言われたところです。ここで、レイアウトされて、本の原型のような校正紙というものが出来上がります。

組版を行うにあたってはDTP用の専門的なソフトが必要です。以前は、ページメーカー、エディカラーなど数種類あったのですが、現在はほとんどがインデザインというソフトで作られています。これは、イラストレーター、フォトショップなども入っていて総合的なデザインができるものです。

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不適切な言葉

誤用ではありませんが、できるだけ使わないほうが好ましいとされる言葉があります。それは使うと不適切に当たるという言葉です。

 たとえば、スチュワーデス。かつては略してスッチーなどとも言われていましたが、今は使われません。CA(キャビン・アテンダント 客室乗務員)と呼ぶようになっています。

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