現在白熱中のメジャーリーグですが、私が強いと書いたインディアンスがヤンキースに苦戦してますね。
明日勝ったほうがアストロズとチャンピオンシップで闘うわけですが、はたしてどうなることやら。
ともかく、日本人投手3人がすばらしいピッチングをしているのがなによりです。
特に崖っぷちでチームを救ったマー君には驚きました。
いまさら予想は変えられませんが、マー君のいるヤンキースとダルビッシュ、マエケンのドジャースがワールドシリーズで対決となれば、すごいことです。
ところで日本はまだ始まりませんか。
遅いですよね。
さて、今回は『日本語スケッチ帳』から地名の話です。
駅名で「秋葉原」「高田馬場」は「アキハバラ」「タカダノババ」と読むのが普通ですが、もともとの江戸っ子にとっては田舎風の読み方なんだとか。
東京育ちの永井荷風が書いた「断腸亭日乗」には「あきはばら」「たかだのばば」に文句を
つけていて「鉄道省の役人には田舎漢多しと見えたり」とあります。
もともとはアキバッパラ、タカタノババと言っていたそうです。
それから大阪も、中世以来「大坂」とか書かれていました。
それが「坂」が「土に反る」では縁起が悪いので「大阪」になったのです。
これは「忌み字」などと呼ばれていて、「鉄工所」の「鉄」も「金を失う」では困るので看板などには金偏に「矢」と書いてあったので、小学生が「鉄」の字を間違えるということもあったそうです。