6日のタイに勝ったサッカー日本代表について、私もそうですが、辛口のコメントが多かったですね。
このままじゃいかん、という危機感を表すものがほとんどでしたが、それにことわざを引用して異を唱える人がいました。
「勝ち馬の歯は見るな」です。
そんなん知らんがな、と突っ込まれそうですが、日本のことわざではありません。
元清水エスパルズ監督のゼムノビッチ氏が書いたコラム(サンスポ)で、氏の母国セルビアのことわざです。
馬は歯を見れば年齢や体調がわかるそうです。
つまり「せっかく勝ったのだから、ナーバスになるな」という意味です。
なるほどと思いました。
香川が批判されていますが、本人がいちばんわかっているはずです。
次にリベンジを期待したいです。
西洋のことわざも、このようにはじめて知るものが多いでしょうね。
やはりその国の文化がありますから。
私たちの年代だと、英語の教科書で欧米のことわざ、名言をまず学びました。
「早起きは三文の徳」(The early bird catches the worm)
「少年よ大志を抱け」(Boys, be ambitious)
などが定番でしたね。
「必要は発明の母である」なんてのもありました。
これを「必要は発明のマザー」と新バージョンにしたのが長嶋さん。
さすが天才です。
年配の方が好きな名言が、
「青春とは人生のある時期ではなく、心のありようをいうのだ」
という、サミュエル・ウルマンの言葉です。
けっこう、原稿の中に出てくることが多いですね。
何歳になっても青春はこれからだ、とポジティブになれるところがいいのでしょう。