まだ時期尚早

今日もいろんなことが起きましたねえ。
まず、強姦容疑で逮捕された若手俳優が不起訴になり釈放されました。

下世話な話ですが、示談金はいくらだったのでしょう。
週刊文春の取材力に期待したいところです。

あと北朝鮮もやってくれました。
いよいよ核弾頭ですか。

心配なのは、ミサイル攻撃はもちろんですが、事故などによる誤爆や放射能漏れです。
ああいう国ですから、科学者たちもただ、上に従っているだけでしょう。

でないと粛清されてしまいますから。
上の命令を実行するために、リスク無視でやる可能性がおおいにあります。

ヒューマンエラーや大地震発生などで、不慮の核爆発が起きたら、隣国の中国、韓国、日本も大変な被害を受けることは必至です。

週末は明るいニュースを期待したいですね。
テニスの錦織選手とか、カープ優勝とかの。

さて、以前「ダブリ」と題して重言について書きましたが、今回はその続きです。

重言とは、同じ意味の言葉を無意識で重ねて使ってしまうことです。

「頭が頭痛で」とか。
さらに「頭が頭痛で痛い」となると三つ重なります。

ま、このあたりは、笑える話で済みそうですが、うっかり使ってしまうものもあります。

たとえば「被害をこうむる」という言い方。

これは厳密には重言になります。
「こうむる」は漢字で「被る」ですから、「被害に遭う」が正しいです。

ただし、「蒙る」という字もあり、「こうむる」を現在はひらがなで書くことが多いので、許容されているケースもあります。

「被害を被る」と書くと、重言とわかるのですが。

それから「まだ時期尚早」という言い方。

「尚早」は「まだ早いこと」ですから、この場合の「まだ」は不要です。
「時期尚早」だけでOKです。

「イベントは成功裡のうちに終わった」
これも重言になります。

「イベントは成功裡に終わった」が正しいです。
成功裡とは、成功した状態のままという意味です。
成功裏とも書きますが、この「裏」は、表でなく内(うち)という意味です。

とこのように、けっこう使ってしまっている重言があるので、注意したいものです。

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