それにしても寒いですね。
東京は10月中旬としては46年ぶりの寒さだそうです。
46年前といえば、1971年ですか。
そういえば、あの時も寒かったなあ、なんてことは覚えているわけないです。
若いときは天気予報なんて気にしなかったですよね。
いまはだいぶ気になります。
雨といえば、甲子園のCSは本日中止のようです。
もし明日も中止となると、1勝1敗のまま、阪神が次に進むことになります。
それだけは避けたいですよね。
やるとしても、泥まみれになるのは必至で、見たことのない試合になりそうです。
勝ったほうは翌日から広島戦ですが、破れかぶれの勢いがあるので、広島はやりにくいと思います。
さて、井上ひさしの『日本語教室』から、今回は私たちが3種類の言葉を使い分けているという話です。
「やまとことば」「漢語」「外来語」の三つです。
「きまり」「規則」「ルール」という具合です。
これを日常生活で、意識せずに、微妙に使い分けているのです。
面白い例が出てきます。
1から10の数え方です。
ふつう「イチ、ニー、サン、シー」「ゴ-、ロク、シチ、ハチ~」と数えますよね。
では、カウントダウンすると。
「ジュー、キュー、ハチ、ナナ」と「7」が「ナナ」に変わっています。
「ロク、ゴー、ヨン、サン」と「4」が「ヨン」になります。
1から数えるときは漢語で、カウントダウンのときは、やまとことばで数えているのです。
そのほうが言いやすいので、使い分けているのですが、日本語を覚えようとしている外国人には説明しにくいですよね。