アスクル倉庫の火事がようやく収まったようです。
と思ったら、先ほどマンションから目と鼻の先の一軒家で火事が起きました。
本日は強風でないのが不幸中の幸いでした。
強風下であれば、延焼になるところでした。
空気が乾燥しているので皆さんも火の用心を。
そういえば少し前(バレンタインデー)の朝日新聞朝刊に「ネット通販 三つどもえ」という記事が出ていました。
その3社とは国内大手の楽天とヤフー、それにアメリカのアマゾンです。
壮絶な消耗戦を繰り広げているというから穏やかではありません。
楽天とヤフーは通販事業で大幅な損をしているという話です。
それでも両社とも強気らしいです。
赤字になる原因はポイント還元ですが、それでも利用者を増やしたいために続ける戦略をとっています。
なぜかというとポイントをもらうためにはクレジットカードが必要になるからです。
楽天カードは今年中に国内1位を目指しているそうです。
ネット通販戦争は実はカード戦争につながっているのです。
いっぽう、アマゾンも年3900円で、無料の当日配達などのサービスで対抗しています。
年3900円ですが、通販を多く利用する人にとってはお得です。
ともかくこの3社はビジネスの最先端を行ってることがわかります。
東芝など、既存の大企業の迷走とは別世界の様相ですね。
さて、今回も『誤植読本』からです。
何人かの人が書いていますが、史上最大の誤植というものがあります。
それは17世紀にイギリスで作られた聖書です。
俗に「姦淫聖書」といわれるもので、モーゼの十戒(じっかい)の「汝(なんじ)姦淫するなかれ」の「なかれ(not)」が落ちて「汝姦淫せよ」となっちゃったものです。
もちろん、すべて焼き捨てを命じられましたが、やはり何冊か残っていて、たいへんなお宝本になっているようです。
まあ、過ちは誰でもおかすものですからね。
not がついていようといまいと同じようなものかもしれません。
現代でも、不倫騒動など、いけないとわかってても、道をそれる人があとを絶ちません。
悔い改めれば許されるのだと思います、たぶん。