オリンピック期間中に、まさかドサクサ紛れではないんでしょうが、気になるニュースが出ていました。
先の参院選から、選挙権が18歳以上に引き下げられましたが、それに合わせて、成人の年齢も18歳にしようという動きがあるそうです。
これはもうほぼ決まりのようなもので、早ければ2020年から実施されるとのことです。
いや、現行の20歳でも、荒れる成人式を見ていると、大人どころか、人間にもなりきれてないのではないかと思うぐらいですからね。
いったいどうなることやら、と思いますよね。
やはりそのあたりは考慮されているらしく、酒、タバコの許される年齢は現行のままとするようです。
また、最も大きい問題が少年法の対象年齢ですが、これも、現行のままとなるようです。
つまり2020年に法案が施行されれば、18歳の成人が犯罪を起こしても、少年法で裁かれることになります。
いままで、少年Aと呼ばれていたのが、彼らは成年Aと呼ばれるようになるのでしょうか。
さて、少し前に『記者ハンドブック』(共同通信社)をテキストに、紛らわしい会社名の話を書きましたが、今回は地名です。
東京中心となることをお許しください。
パターンとしては、駅名だけ変則的というケースが多いですね。
たとえば、赤坂見附は有名ですが、地下鉄の駅名だけで、住所にはありません。
赤坂見付だとまちがいになるので使いません。
ほかでは、四谷も、駅名だけは四ツ谷となり、あとは地名としてはほぼ四谷で大丈夫です。
阿佐谷も、駅名が阿佐ケ谷ですね。
お茶の水も、駅名だけ、御茶ノ水と表記します。
どうも鉄道は、もともとの地名を残すのが好きみたいですね。
混乱をさけるため、表記を統一しようという気はさらさらないようです。
多摩地区では、府中市に多磨もあるので注意が必要です。
多磨駅、多磨霊園などは、多磨と表記します。
もちろん『記者ハンドブック』には東京だけでなく、全国の紛らわしい地名が出ています。
ちなみに、京都には賀茂川、加茂川、鴨川とありますが、現在は鴨川に統一されているそうです。
京都府が統一したとのこと。
私もこうした統一は必要だと思います。