キユーピー
いや、オリンピックフィーバーはとどまることを知らず。
4年後はどうなることやら。
恐らく今回以上の狂乱なんでしょうね。
ほかのニュースが飛んでしまいますよね。
たとえば、中日ドラゴンズの谷繁監督の休養(実質解任のようですが)が発表されたことなど。
まさか、このオリンピック時を狙ってというわけではないんでしょうが、そう思わざるを得ないほどすごいのが、日本のオリンピック病ですね。
今週からは陸上競技が始まり、日曜日には福士選手らの女子マラソンがあります。
ボルトのラストランがあって、来週末の男子マラソンで大団円を迎えるスケジュールです。何のことはない、ただ、自分に言いきかせてるだけですが。
さて、先日、原稿を書くときに、知らずに商品名、商標を一般名称として書いてしまう例を取り上げましたが、同じような例で、有名な企業の社名にも紛らわしいものがあります。
これも、商標と同じく『記者ハンドブック』(共同通信社)に出ています。
ま、早い話が、原稿を書く方は、この本が一冊あると、とても便利ですよということなのです。
文章で書くときに間違いやすい例で、よく出てくる社名が、キヤノンです。
もちろん、読み方はキャノンでOKです。
正式な社名を書く場合は「ヤ」が大きいままになります。
読みとは違うので、注意が必要です。
昔はひらがなでもカタカナでも、や(ヤ)、ゆ(ユ)、よ(ヨ)、つ(ツ)は拗音、促音の場合でも小文字を使わなかったようです。
そのまま大文字でかまわなかったので、今に至っているのでしょう。
各社とも、理由については、デザイン的なものと、あいまいにしているようです。
で、拗音が大文字のままの会社は意外と多いです。
ほかにも、キユーピー、シヤチハタ、富士フイルムがそうです。
似たような例では、ブリヂストンもあります。
現在の通常の表記であれば、ブリジストンですよね。ジではなく、ヂです。
これも、昔のものが残った影響でしょう。
ちなみに、石橋さんが作った会社なので、ブリッヂ(橋)ストーン(石)だそうです。