ガンバレ、ニホン

五輪サッカーを見ましたが、残念ながら日本は負けてしまいました。
ナイジェリア・チームのたくましさだけが印象に残りましたね。

負けを振り返ると、どうしてもタラレバが出ますよね。
「あのPKさえなければ」とか。

もう切り替えて、あとの2試合を頑張るしかないですね。

さて、リオ開幕で、応援する機会も増えると思います。
そこで「ガンバレ、ニホン」「ガンバレ、ニッポン」??

ニホン、ニッポン、どっちが正しいんでしょう?
これは、今週、取り上げている『文化庁国語課の勘違いしやすい日本語』(幻冬舎)のコラムにも出ていました。

応援の場合には「ガンバレ、ニッポン」とか「ニッポン、チャチャチャ」と言わないとリズムが出ませんよね。
リオ的には、まちがいなくニッポンが優勢だと思います。

で、実際は、読みはどちらでもかまわないようですね。
文書などは、日本という漢字があれば足りるので、読みを求められることはないのが実情です。

学校名や企業名などは、もちろん、正式な読みはどちらかに決まっているのでしょうが、ドメスティックには、たとえちがう読み方でも実害がないので、周知徹底する必要がないのだと思います。

その典型が日本銀行でしょう。ニホンギンコウと読んでいる人がいると思いますが、お札の裏を見ると、はっきりNIPPON GINKOと書いてあります。

企業、学校などは、やはりニホンと読むほうが多いですね。

ちなみにニッポンと読むのは、日本郵便、日本体育大学、日本中央競馬会、日本長期信用銀行などです。

どうしてもニッポンと読んでほしければ、ニッポン放送のように表記するしかないでしょう。

明日から、ガンバレ、ニッポン 応援しましょう。

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