馬齢とは

ミリオネアはもはや死語で、いまお金持ちのことはビリオネアといいます。

 

「フォーブス」が発表した長者番付によると資産10億ドル(約1130億円)を超えるビリオネアは世界に2043人いるそうです。

 

TOP5を見るとネット関係の創業者が多く、1位ビル・ゲイツ(マイクロソフト)、3位ジェフ・ベゾス(アマゾン)、5位 マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック)となっています。

 

日本ではソフトバンクの孫社長が34位で最上位です。

ちなみにビル・ゲイツの資産は約9兆7千億円だそうです。

 

想像もつきません。

 

ほかではファッション関係も強いですね。

「ザラ」の創業者が4位で、日本でもユニクロの柳井氏が60位にランクされています。

 

でも、ビル・ゲイツの風貌は富豪というより、学者っぽいイメージですね。

現代では頭のよい人でないとお金持ちにはなれないのでしょう。

 

 

さて『似て非なる言いまわし』から似ているが意味が違う慣用句。

今回は「甲羅を経る」と「馬齢を重なる」です。

 

両者を混同して「甲羅を重ねる」などと言いまちがえそうですが、二つは意味がかなり違います。

 

「甲羅を経る」とは、熟練の、経験豊かという意味です。

いっぽうの「馬齢を重ねる」とは、無駄に年をとるという意味ですから、まず他人には使いません。

 

「いや、私など、ただ馬齢を重ねるばかりでして」というふうに謙遜するときだけに使います。

 

ただし、「甲羅を経る」にも、老練すぎて「老獪」など、よくない意味にも取れるのであまり使わないほうがよいかもしれません。

 

ベテランを褒めるときには「いぶし銀のような」という言葉を使うとよいでしょう。

 

「渋い」と言われれば、不快になることはないので、これで万事丸く収まるはずです。

 

 

 

 

 

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