白湯はおいしゅうございます

昨日行われたプロ野球ドラフト会議ですが、今年もドラマがありましたね。

ソフトバンクの工藤監督が2年連続で競合の1位指名抽選を当てました。
すごいクジ運ですね。

工藤監督が交渉権をゲットした田中投手には5球団が獲得の意思を示しました。
名前が正義(せいぎ)で、ジャスティスと呼ばれているそうです。

これで来年のソフトバンクの投手陣は万全でしょう。

全体に、昔と異なって、どの選手も明るい表情なのがいいですね。
素直にうれしさを表現していてすがすがしいです。

以前は意中の球団でない指名を受けた選手はずっと顔をこわばらせたままでしたからね。
その後の契約交渉も揉めて、スカウトが自殺したりする悲劇も起きました。

これもパ・リーグの球団が観客動員などに努力したおかげでしょうね。
指名された選手たちが来年どんな活躍をするか楽しみです。

さて、「間違いやすい日本語ハンドブック」から、今回は食べ物関係の言葉を探ってみたいと思います。

まずは「白湯」。
これはハクトーではなくサユと読みます。

何も入っていないお湯のことです。
ちなみに我が家では、お湯を沸かしたときに、多めに沸かしておいて、その白湯を冷ましたもので水分補給をしています。

ところで、白湯という字に、何か見覚えがありませんか?
ラーメンの好きな方なら、すぐわかりますよね。

そうです。
白湯(パイタン)スープも、白湯という字を使っていますね。

鶏がらから取る白濁のスープで、女性中心にけっこうな人気があります。
そのうち白湯=パイタンのほうが主流になる可能性もありますね。

それから「温州みかん」。
これはオンシューミカンではなく、ウンシューミカンですね。

温州みかんとは、日本のみかんのことで、特にどこの地方のものというわけではありません。
有田みかんなどの、オーソドックスなみかんです。

それから、どんなものかはわかりますが、元の漢字が思い浮かばないものもあります。

たとえばミガキニシン。
ニシンの干物のような、燻製のようなものですが、これを漢字で書くとどうなるか?

ミガキは「磨き」を想起しがちですが、正しくは「身欠き」です。
頭や尾を取るから身欠きなんですね。

つまり身欠きニシンは、ミカキニシンではなくミガキニシンなのです。

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