味あわせると味わわせる

W杯最終予選の2戦目。
また、絶対に負けられない戦いが始まりますね。

いや、引き分けでもアウトですから、絶対勝たねばならない戦いですね。

引き分け以下だと、ハリルは解任される可能性もあります。
また、岡ちゃんの出番かもしれません。

タイは今までになく強そうですし、中東の笛もハードに吹かれそうです。

いや、今夜もハラハラドキドキですね。

さて、書くのではなく、しゃべっていて、あれ? どっちだっけ? と思うような言葉がありますよね。

たとえば「味わう」です。
「豊かな味わいがある」とか使いますが、ま、ここまではまちがいようはないですよね。

でも、「どうぞ、召し上がってみてください」と言われて、
「そうですか。では、さっそく味あわせていだきます」

なんて言ったりはしていませんか?

正しくは「味わわせていただきます」なのですが、なんとなく言いづらいので「味あわせて」になってしまうことがあります。

同じような例では「声を荒らげる」の「荒らげる」があります。

これを「そんなに声をアラげなくても」と言っていませんか?

「そんなに声をアララげなくても」が正しい言い方です。
「荒(あら)らげる」です。

でも「あららげる」が言いづらいので、つい「あらげる」になってしまうんですよね。

ですので、NHKでも、「荒らげる」に関しては「あらげる」という言い方も認めているようです。

このへんは、書き言葉と話し言葉の差があります。

書き言葉においては「荒(あら)らげる」と正しく書いたほうがよいと思います。
でないと「あらげる」という読みから「荒げる」と書いてしまい「ら」が抜けてしまうからです。

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