MOTTAINAI

先日、オリンピックロスについて書きましたが、テレビを見ると、けっこうメダリストたちが、バラエティやワイドショーに出ていますね。

さすがテレビ局は視聴者の求めるものを知っています。

そのなかでやはり、私の好みはMC中居さんの番組です。
安定していますね。

もともと、柔道の篠原信一さんをバラエティに引っ張り出したのが中居さんですから、アスリートたちの個性を引き出すのはお手のもの。

あと、女子格闘技の選手にやられる役が出川さんなのも、定番ですね。
ほかにキャスティングが見当たらないほど確固たる地位を気づいているのはすごいです。

さて、ここでは外来語の話が多いですが、逆に日本語がそのまま海外で通用するようになったものもあります。

最近、トヨタが世界に広めたのがKANBAN、KEIRETSU、KAIZENなどのビジネス用語。

それから、OTAKUやKAWAIIなどもあります。

意外なところではMOTTAINAI。

「NHK気になることば」にその「もったいない」の語源が出ています。

国際的になったのは、ノーベル平和賞を受賞したケニアのマータイさんが、2005年3月に開かれた国連の会議で、「MOTTAINAI」を紹介したからです。

自らの環境保護活動を表すのに、ぴったりな言葉だからというその理由がうれしいですよね。

でも、肝心な元の日本が、あまり実践してないように見えるのはまずいです。
無駄遣いが多いですよね。特にお金の。

「勿体(もったい)ない」の勿体とは物体のことです。

つまり、物の本質をはずれている、ありえない、という意味ですね。

お米一粒もおろそかにしないという日本の教えは、つくったお百姓さんに感謝を込めるという、物の道理に沿ったことなのでしょう。

せっかくのMOTTAINAIが、若い人には通じないのが残念です。

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