世界はおろか日本でも

12月8日は日本軍が米ハワイの真珠湾を攻撃した日で、今年は75周年ということで式典が行われたようです。

安部さんは、今回の式典には参加しませんが、27日に真珠湾を訪れるそうです。
これはオバマ大統領が広島を訪れたことへのお返しのようなものです。

それにしても、日本軍も思い切ったことをやりましたねえ。
こんなに日本が好戦的な国だったとは信じられません。

その結果、倍返しというか、最後はアメリカの核攻撃で悲惨なことになったわけです。
「日本が先に真珠湾を奇襲したから」「戦争を早く終わらせるため」というのがアメリカ側の大義名分です。

ちなみ私の祖父もあの広島のとき8月6日に亡くなっています。
まず、これから先、日本が戦争に参加することはないと思いますが、かつて戦争していたという事実は重いです。

さて、今回は『日本語課外講座 名門校に席をおくな!』(講談社校閲局編 講談社)という本を取り上げます。

やはり校閲のプロが作った本なので、うっかりまちがいを見過ごしてしまいそうな例文が豊富に出ています。

本のタイトルの最後の「席をおくな!」もわざとまちがえていて、正しくは「籍をおくな!」です。

例文はそのままでなく、私がアレンジしてあります。

「類稀なき才能を誇る彼にとっては、向かうところ敵なしだった」

なんとなくこのままでもよさそうですが「類稀なき」ではなく「類稀なる」が正しいですね。

「類なき」と「まれな」を混ぜてしまい、いわゆるとっちらかった状態になると、このような誤用が生まれます。

もうひとつは「大谷の実力をもってすれば、MVPはおろか新人王を取っても、なんら不思議ではない」。

これは「おろか」の使い方です。

「言うに及ばず」「~は当たり前」という意味ですから、最初は軽いもので、あとがでかいものでないと、不自然です。

「新人王はおろかMVPを取っても~」と逆にするのが正しいのです。

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