初孫

もう来週で12月になりますね。
年末です。

年末といえば紅白の出場者が発表されました。
今年はいろいろと変動がありましたね。

大物歌手では、細川たかし、和田アキ子などが不出場になりました。
和田さんは「くやしい」と正直に言ってましたね。

だいたいのベテランは、発表前に自ら卒業宣言をする(させられる?)のが常道なのですが、和田さんはあえてそれをしませんでした。何か気骨のようなものを感じましたね。

ゴールデンボンバーも5年連続はなりませんでしたが、4年出ただけでもすごいと思います。

PUFFY、Kinki Kidsが初出場というのも意外でしたね。

とはいうものの、毎年、私自身はちょっと覗くぐらいであまり見てはいないのですが。

さて『どこかおかしいあなたの日本語』から、今回は誤読についてです。

まず、本来の読みでないもののほうが一般的になった例として「初孫」があります。

これ、ふつうは「はつまご」と読みますよね。
でも、本来は「ういまご」だそうです。

初々しいの「うい」ですね。
初産(ういざん)とはよく言いますが初孫(ういまご)のほうも覚えておいてください。

ちなみに私の初孫は来年高校生になります。

次は「他人事」です。

「他人」はもちろん「たにん」と読みますが、慣用句によっては「他人(ひと)」と読むこともあります。

「他人(ひと)の褌で相撲を取る」「他人(ひと)のふり見てわがふり直せ」などです。
ですので、他人事(たにんごと)ではなく、他人事(ひとごと)が正しい読みになります。

あと、意外なものでは「茶道」があります。
これは「さどう」でよろしいかと思いますが、正しくは「ちゃどう」です。

「茶堂(さどう)」という言葉もあって、江戸時代の茶事をつかさどった者のことです。
別名茶(ちゃ)坊主などとも呼ばれていました。
その悪いイメージがあるので、「ちゃどう」ではなく「さどう」になったのでは、と言われています。

いま、「茶道(ちゃどう)」と言ったら笑われそうですが、ホントは正しいのですよ。

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