赤いランセル

トランプ大統領は着々と大統領令を出して、自分の政策を進めていますね。

 

まずTPP脱退から始まって、国内の石油パイプラインの建設、メキシコとの壁の建設など、すごい実行力です。

 

パイプラインは環境汚染でオバマ政権が着手に慎重でしたが、まるで関係ないみたいです。

環境問題は経済の邪魔で、雇用拡大を防ぐものという考え方です。

 

地球温暖化も「OK。コートがいらなくなっていいじゃないか」と言いそうです。

これでは、ただのバブリーな親父とあまり変わりません。

 

勢いのよさだけは認めますが、はたして、結果どうなるかは不透明です。

 

成功すれば、バラ色の世界ですが、それはアメリカだけのものかもしれません。

逆に失敗すれば世界大恐慌やテロの多発などで、暗黒の世界になる可能性もあります。

 

 

さて『みんなの日本語事典』から語源の話、今回はオランダ語です。

 

オランダと日本の関係は1600年から始まり、その後、徳川時代の鎖国のなかでも続いたほど歴史があり、親密なものです。

 

オランダ医学を学ぶものが出始めて、「蘭学」として活用されたので、医学・自然科学用語が多いのが特徴です。

 

たとえばメス、スポイト、ズックなどがオランダ語です。

 

あとはオルゴール、ガラス、コンパスなど、いまでも日常的に使っている言葉に多くあることがわかります。

 

それから、ランドセルもオランダ語です。

 

原語はranselなので、発音的にはランセルなのですが、いつのまにか「ド」がついてしまったようです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です