今年のブラック企業大賞のノミネート企業が発表されましたね。
驚くようなビッグネームが並んでいます。
NHKをはじめ、大成建設、パナソニック、ゼリア新薬工業、いなげや、など9社です。
すみません、「いなげや」は知らない方もいるかもしれません。
東京の多摩地区中心のスーパーで、私はほぼ毎日のように目にしているので、いちおうビッグネームにしておきます。
なんといっても、去年の電通に続いてNHKが目玉になってますね。
若い女性記者の過労死、とブラック状況も似ています。
やはり大企業はやめにくいですものね。
「NHK(電通)に入るなんてすごい! おめでとう」と言われているはずですから。
「えー、せっかく入ったのにもったいない、なんで?」と言われるはずです。
「働き方改革」ってなんなのでしょうか。
さて、今回は和製英語の話です。
『あたらしいカタカナ語辞典』(高橋健太郎 高橋書店)がテキストです。
和製英語は日常的に使うぶんには何の問題もありませんが、外国に行ったとき、あるいは国内でも外国人と会話する場合に、通じなくて困るケースが考えられます。
たとえば、レストランなどの「バイキング」。
これは、英語では「スモーガスボード(smorgasboard)」になります。
発祥は北欧で、日本では帝国ホテルが始めたのですが、「スモーガスボード」では言いにくいので、ちょうど日比谷の映画館でやっていた「バイキング」の豪快な船上食事シーンにちなんで命名したということです。
それから、「ハイウェイ」。
高速道路は英語では「フリーウェイ(freeway)」で、ハイウェイは一般道を含む幹線道路の意味になります。
「コンセント」も通じません。
英語では「アウトレット(electrical outlet)」になります。
和製英語の罠にひっかからないようにしたいものです。