レディースでなくレイディーズ

ちょっとがっかりするニュースが出ていました。

国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)が飛行試験を行うアメリカに向けて飛び立ったが、空調の不具合で引き返したとのこと。

で、翌日、再びチャレンジして、また同じ理由で引き返したとは。
これはいけません。

再来年にANAに納入予定ですが、その納入予定も4回延期されているとのこと。
これはだめかも。

そもそも、国産旅客機を造るのは半世紀ぶりらしいです。
50年のブランクはでかいです。

さて、先日紹介した『ロックの英詩を読む 世界を変える歌』(ピーター・バラカン 集英社インターナショナル)からの続きです。

この本のタイトルは英語では「Rock Between The Lines」となっています。
詩の行間にあるロックスピリットを読む、というような意味でしょうか。

海外のミュージシャンたちの権力や差別と闘う姿勢を詩の解説を通して書いています。
こういう詩は日本ではあまり見られないですね。

前回、この本のコラム「通じる発音のヒント」で、名前の最後のsは無声音以外はスでなく、ズと発音することが鉄則で、その代表例としてイーグルズが挙げられていましたが、まだ大物がいました。

名前ではないですが、女性もの、婦人ものを表す言葉としてレディースがあります。

最後のスだけでなく、レディーもちがっています。
正しくはレイディーズですね。

レディーだと「アーユーレディ?」のreadyになってしまいます。

ほかにも、アコースティックは正しくはアクースティック。
などの例が出ています。

でも、すでにアコギとか言ってますからね。いまさらアクギとは言いづらいです。

日本人の、通じる発音への道は遠そうです。
文部省が本腰を入れて、英語教育の一環として子供たちに正しい発音を教えていくしかなさそうです。

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