「サボる」はフランス語?

トランプ新大統領の就任式がいよいよ日本時間の本日深夜行われますね。

 

前代未聞の民主党議員のボイコットなど、異例のセレモニーになりそうです。

何しろ不支持率が51パーセントですからね。

 

これではもうアメリカが二つに分かれてしまいそうですね。

 

でも、お金持ちの支持者は多いらしく、寄付金が100億円以上集まっているそうです。

 

寄付金の額に応じて、式典や晩餐会のチケットがもらえるので、どうやらお金さえ払えば誰でも参加できるということみたいです。

 

ただし、最低でも日本円にして280万円ぐらいは寄付しないとダメみたいですが。

 

ともかくアメリカの影響は絶大です。

トランプの政策次第で、世界が大混乱に陥る可能性もあります。

 

日本も当然その波は受けるでしょう。

まったく先が読めません。

 

 

さて、今回からしばらく語源についての話を書きます。

 

テキストは『みんなの日本語辞典 言葉の疑問・不思議に答える』(中山緑朗・飯田晴巳・陳力衛・木村義之・木村一 編  明治書院)です。

 

まずはフランス語に由来する言葉から。

フランスといえば、やはりアート、ファッションの国なので、そっち系が多いですね。

 

アトリエ、アンサンブル、オブジェ、グルメなどがいまでも使われています。

 

アンケートやコンクール、グロテスクなどもフランス語です。

 

死語としてはアベックがあります。

「avec」は英語でいえば「with」ですね。

 

「~とともに」という前置詞ですが、それを大正末期の大学生がカップルの意味に使ったのが語源です。

死語になるのも当然です。

 

変わったところではサボタージュという言葉。

わざと仕事の能率を下げる労働争議の戦術のことですが、そこから「サボる」という日本語に変化して現在でもよく使われています。

 

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