写真について

本のカバーにご自分が撮った写真を使いたいという場合。どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

まず被写体が、風景とか、花とかであれば問題ないですが、人の顔とか特定の商品、キャラクターなどが映っている場合は、基本的に相手方の許諾を得ることが必要になります。

ただし、このあたりはケースバイケースなので、さほど神経質にならなくてもよいと思います。商品のロゴが映っている場合などは、そこをぼかしたり、消したりすることで使用可能になることもあります。
また、知人のカメラマンなどが撮った写真も、その方の承諾があれば、もちろん使えます。

写真はプリントされたもので、十分間に合います。古いもので、傷が付いている場合も、ある程度修正は可能です。また日付が載っているものも、消すことができます。今、コンピューター処理でたいていのことはできるようになっているのです。

デジカメで撮った写真も、もちろん使えますが、ここで注意しなければならないのが、サイズです。スマホのいちばん手軽なVGAモードだと、解像度が低いので小さくしか使えません。

本の中に使う写真の場合もそうですが、必要な解像度が300~350dpiと言われています。VGAモードのものを、その解像度にすると証明写真程度の大きさになってしまいます。無理に大きくするとモザイクがかかったようになります。ですので、フルHDや、1Mとかのサイズで撮ることをお勧めします。

かといって、サイズを余り大きくしても、さほどメリットはありません。かえって重くなって、メールで送れなくなったり、不便になるだけです。

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