ネットの魔術師

日本のスポーツ界はいったいどうなっているのでしょう?
また、スノーボード選手の大麻問題が発覚しました。対象になった彼らは未成年なので日本を代表する選手なのに名前も出ません。

それとは、まったく関係ありませんが、プロ野球の巨人の選手についてこんな記事を見かけました。選手を含めて喫煙者が多く、宿舎と球場を行き来するバスは、喫煙と禁煙の2台に分かれているとか。賭博の問題などで揺れていますが、この辺からして大問題なのでは? 野球選手はアスリートではないのでしょうか?

前置きが長くなりましたが、著作権について、ちょっと気になることがありました。
先日、テレビを見ていたら、鉛筆で写真そっくりに絵を描く人を取り上げていました。とても細密で、丁寧な絵で、驚きました。すばらしいです。1枚書くのに、かなり時間をかけているとのこと。趣味でやっているので、顔や名前などは出さないとのことでした。

作品はネットで発表していて、それでひょうばんになったのでしょう。もちろん、個人の趣味の範囲なので、問題ないと思います。でも、テレビに取り上げられることで、近い将来、もし有名になったりすると、若干問題が生じるかもしれません。

それは、絵の元になる写真が、映っている人、撮影した人の了解済みのものであれば問題ないのですが、たとえば、女優さんなどの有名人だと、肖像権、ならびに撮影したカメラマンの著作権発生します。

たとえば、学校の行事などでは、著作権のあるものをいくら使用しても、かまわないということが決められています。運動会などで、どれだけヒット曲を使っても、使用料は発生しません。教科書も、小説などの著作物の一部を自由に引用することができます。
これは、教育の場ですから、悪用ということは、考えにくいからです。

ネットの場合は、先に例を挙げた、鉛筆画のような、まともなものから、アイコラのような中傷的なものまで、ピンキリなので、なかなか法的な整備というものがしにくいのが現状です。

ネットの魔術師と呼ばれる人はたくさんいると思いますが、こうしたことも少し頭に入れておいたほうが良いかと思います。

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