ピンキリ

サッカーのワールドカップですが、2026年大会から48チームになるらしいですね。

 

現在の32チームから16チームも増えます。

チームが増えれば、試合数が増え、そのぶん儲かるという理屈でしょうが、問題が多いですね。

 

まず、予選がだらけます。

南米は10チームで現在4・5枠を争っていますが、それが7枠ぐらいになると、つまらないことこの上ないです。

 

アジアも現在の4・5から当然増えるので、日本も出場しやすくなりますが、楽に出られるようになれば、ますますレベルが下がります。

 

そのまえに、日本はまずロシア大会の出場権を獲得しなければなりません。

 

ロシア大会は来年ですが、ロシアはドーピング大国なので、開催地変更を求める動きも出ています。

 

 

さて、『日本語150の秘密』から、今回は外来語の話です。

 

いいものから悪いものまで、いろいろあることを「ピンからキリまで」それを略して「ピンキリ」などといいますが、この言葉はどこから来ているのでしょうか。

 

語源は実は古く、室町時代に南蛮貿易で、ポルトガルの商人がもたらした西洋カルタ(トランプ)にあります。

 

トランプの1をピン、12をキリと呼んだことから「ピンからキリまで」が生まれたわけで、つまり「ピンキリ」はポルトガル語です。

 

芸人の世界でも、独りでやっている人をピン芸人などといっていますが、これも同じですね。

 

ほかに、カステラ、ボタン、ブランコ、カッパ(合羽)もポルトガル語です。

日本に最初にやってきた西洋人はポルトガル人だということを忘れないようしましょう。

 

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