水曜日の新聞を読んでいて、アレ? と思ったことがありました。
見出しに「黒田緩和」とあったのですが、一瞬何のことかわからなかったのです。
黒田とは、日銀の黒田総裁のことを指していたんですね。
黒田氏が総裁就任後に始めた金融緩和のことを「黒田緩和」と見出しにしたのです。
これは一種の新語といえます。
この金融緩和の目標は「物価上昇率2パーセント」です。
もう4年やってますが、成果はさっぱり。
経済のことには弱い私ですが、いくら日銀が主導しても、うまくいかないものはいかないことぐらいはわかります。
単純に考えると物価を上げようとしているわけですから、なんだか腑に落ちない部分もあるわけで、庶民にとっては安心できる結果かもしれません。
新聞を読むと、「黒田緩和」のような耳慣れない言葉がよく出てきます。
このような新語はほかにもあります。
「トランポノミクス」もそうです。
トランプ大統領が掲げる経済政策のことですね。
これはトランプとエコノミクスを合わせた造語で、ご存知「アベノミクス」もありますね。
もともとはレーガン大統領時代の「レーガノミクス」が始まりです。
ほかにも新語ではないですが、近い将来必ず「時の言葉」になるものがあります。
それは「上皇」です。
天皇の退位に伴って、退位される陛下が上皇となり、皇后が上皇后となります。
現在、それに伴うさまざまな法整備が進められようとしていますが「上皇の再即位は認めない」という項目もあるようです。
天皇が権力者であった時代とは違うのですから、そんな心配はないと思うのですが。