9日、バ-レーンで行われたFIFAの理事会で2026年ワールドカップの出場チーム数の拡大(32→48)が承認されました。
アジアは現在の4・5から8に増えました。
それプラス、プレーオフ出場枠が1あるので、最大9カ国が出場できます。
この拡大の裏には、やはりお金が絡んでいるようです。
今まで出ていないバーレーン、カタールなど中東の産油国が出るようになると、その国のサッカー人気が盛り上がって、莫大な放映権料がFIFAに入ります。
中国も過去に出場したのは、日本と韓国が予選に出なかった日・韓大会だけです。
中国にも放映権を爆買いしてほしいという思惑が透けて見えます。
日本としては、今より、出るぶんには楽ですが、ヨーロッパ・南米の強豪も増えるので、本大会のグループリーグがきつくなります。
アジア同士は一緒のグループにはならないので、アジアのサッカーレベルがますます問われることになります。
でも、こんなことはまだ先の話で、とりあえず6月13日のイラク戦に勝つことが大事ですかね。
さて『できる大人の漢字2500』から、常識として知っておきたい故事成句です。
まずは「登竜門」。
立身出世、ステップアップするための関門・大会のことです。
中国の故事で、黄河の竜門を登った鯉は竜になるという伝説から来ています。
「鯉の滝登り」と同じです。
そういえば、私の家の近所に野火止用水がありますが、鯉が流れ逆らって泳いでいるのをよく見かけます。
これがミニ登竜門なのでしょうか。
注意したいのは読み方で「とりゅうもん」と読むとアウトになります。
正しくは「とうりゅうもん」ですので、おまちがいなく。
それから「危急存亡の秋」。
これは生き残るか滅びるかのターニングポイントのことです。
「秋」は「あき」ではなく「とき」と読みます。
「危急存亡(ききゅうそんぼう)の秋(とき)」となります。