テニスの錦織選手が現在マドリッド・オープンに出場していますが、女子はシャラポワがブシャールに敗れました。
シャラポワはドーピング問題で出場停止だったのですが、停止期間が明けたとたんに主催者推薦で大きな大会に出てきたので批判を浴びました。
その最先鋒がブシャールでシャラポワを「ペテン師」と呼んだりしたので、この対決は注目されていましたが、シャラポワ敗北で決着したのです。
シャラポワはロシア出身ですが、やはりロシアは依然としてドーピング大国みたいですね。
もはやドーピングがあたりまえ、文化になっている国です。
ドーピング撲滅には内部告発が必要ですが、ロシアで内部告発したアスリートは「裏切り者」として、国外に逃げざるを得ない仕打ちを受けます。
ロシアの反ドーピング機関がちゃんとやっているかチェックする部門のトップが棒高跳びの人気美人選手イシンバエワですが、やはり内部告発者を批判するなど、改革に消極的なようです。
ドーピング検出技術の向上で、何年も前のオリンピックのメダリストが失格処分になっています。
このままでは、永久にドーピング騒動は続きそうです。
さて、『できる大人の漢字2500』から「思わぬところで恥を書く中級レベルの漢字」です。
まず「播種」。
これは作物の種をまくことです。
「ばんしゅ」ではなく「はしゅ」と読みます。
つぎは「隠遁」。
「隠遁生活に入る」などと使います。
俗世を離れ、隠れ住むことです。
読みは「いんとん」です。
「おんとん」とは読まないように。
「素封家」
これはお金持ちのことです。
成金ではなく代々続く家です。
「そほうか」と読んでください。
「すほうか」「そほうけ」はまちがいです。
「燦然」
これはきらびやかに輝くことです。
だいたい「燦然と輝く」という使い方をします。
「さんぜん」と読みます。
「りつぜん」「りんぜん」と読みがちなのでご注意を。