真名の話

安倍首相は珍しく低姿勢で謝っていましたね。

今村復興相の辞任について「任命責任」を自ら述べていました。

 

それにしても東日本大震災について「まだ東北で、あっちの方だったからよかった」とは、まさに「調子に乗っちゃって」でしたね。

 

復興相は前回の暴言に続いてエヴァンゲリオンのネクタイが目立っていました。

 

これは福島県内のアニメ制作会社が復興への思いを込めて今村氏に贈ったものだそうです。

明日からはもう締めないのでしょうか。

 

 

さて、『日本語の謎を解く』から仮名(かな)の話です。

 

仮名は「仮名(かめい)」とも読みます。

仮名(かめい)に対応するのは実名ですね。

 

実名が出ると都合が悪いときに仮名が使われます。

 

では「仮名(かな)」対応するのはなんでしょうか。

「真名(まな)」ですね。

 

真名とは漢字のことです。

つまり漢字こそ真の字で、仮の字が平仮名(ひらがな)・片仮名(カタカナ)なのです。

 

中国文明に対するリスペクトがすごいですよね。

とてもかなわんという感じです。

 

仮名文字は平安時代から発展しましたが、朝鮮でハングルができたのは15世紀の中ごろです。

 

ハングルができたときも、(日本のように)漢字以外の字を使うのは野蛮と反対があったそうです。

 

今は韓国・北朝鮮の本はほぼハングルで書かれています。

日本でも、かつて「漢字を廃止しよう」という運動もありましたが不発に終わりました。

 

中国から来た漢字を棄てることはできませんね。

 

 

 

 

 

 

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