日本をどう読むか

サッカーのサウジ戦、勝ってよかったですね。

本田がスタメンをはずれたことには驚きました。
そういう情報は出ていましたが、監督にそんな勇気はないだろうと思っていましたから。

代わりのメンバーが頑張りましたね。
予想外によかったです。

予想外といえば、審判もよかったです。

1点目のPKが誤審と言われてますが、一度胸に当たって、そのあと広げていたDFの腕にかすったのをよく見てました。
DFが腕を広げていたのはシュートの邪魔をするためですから、PKでしかたないです。

逆に言えば、サウジが案外でした。
でも、来年、地元でやるときはガラッと変わるでしょう。

W杯予選の後半戦は来年になりますが、中東3チームとの対戦がすべてアウェイなので、気が抜けません。

さて『なにげにてごわい日本語』から、今回は、「日本」の読みについてです。
つまりニホンかニッポンか、どっちなんだという話です。

結論から言うとどちらでもよいのです。
まあ、サッカーなんかは「なでしこジャパン」「ハリルジャパン」など、ジャパンを使っていますしね。
「サンデージャポン」なんて番組もあります。

でも、どちらでもよいということになったのは、実は最近なんですね。
2009年に「ニッポン、ニホンという読み方については、どちらかに統一する必要はない」という閣議決定が出ています。

それまでは、2つ読み方があると混乱するという理由で、「日本」と国を表す場合は「ニッポン」で統一するということだったようです。

もともとはNHKが決めたようです。
あくまで「日本」と単独で読む場合で、学術上決まっている日本海をニッポンカイと言っていたわけではないです。

ということで、現在ではどちらでもまちがいではないものの、やはり自然と、ニホンとニッポンに分かれるみたいですね。

スポーツなどは、もうニッポンですね。

「ガンバレニッポン」
「ニッポンチャチャチャ」
など、ニッポンのほうがリズムよく、盛り上がります。

たいして、落ち着いた話題の「日本経済の行く末は~」「越後路に日本の美と伝統を訪ねて」
などのときはニホンのほうが合いそうですね。

ただ、社名など、決まっているものもあるので、そこは適当というわけにはいきません。

さきほどのNHKはもちろん、日本(ニッポン)放送協会ですね。じぶんのところで決めたわけですから。

日本海、日本史、日本国憲法、(東・西・南・北)日本などは、ニホンでないとダメです。

いっぽうのニッポンは放送協会のほかには、日本航空、日本銀行などです。

ニッポン放送のように、カタカナにしてしまえば、まちがいないですね。
ニッポン銀行、ニッポン航空じゃダメですか。

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