しだらない人

本日はいよいよサウジ戦ですね。
FIFAのランキングで日本が51位、サウジアラビアが54位ですから、力は互角と考えてよいでしょう。

主審はシンガポール人のタキ氏が担当するようです。
「中東の笛」はないので、少し安心です。

日本は岡崎、香川の代わりに大迫、清武が出るようです。
本田が外れるという情報もありますが、まず出るでしょう。

サウジは引き分けで十分なのでそうした試合運びをしてくるでしょう。
日本はそれを克服して勝たないとダメなので苦しむかもしれません。

また、ハラハラドキドキの90分間になりそうです。

さて、『なにげにてごわい日本語』から、今回は隠語の話です。

みなさん、談笑しているときに、誰かが「あの人はしだらないなあ」と言ったらどうします?

口には出さねども、(いや、それを言うなら「だらしない」でしょ)と心の中で突っ込みませんか。

でも、実は「しだらない」が正しいのです。
「しだらない」をひっくり返した陰語が「だらしない」です。

いまや、原形は影を潜めてしまってますが、すでに江戸後期から「だらしない」の使用痕跡が残っているそうですから、もう「だらしない」でしかたないです。

しだらとは「事の成り行き」「行状」のことです。
それがなってないので、しだらないと。

そういえば「ふしだら」という言葉もありますよね。

このように、ひっくり返した隠語は現在でもまだ使われています。
まあ、おじさん限定かもしれませんが。

「ここはショバ代を取るらしい」のショバは場所(バショ)です。

それからダフ屋のダフはフダ(札)のことです。
チケットの意味ですね。

お笑いなどでよく使っているネタも、タネ(種)をひっくり返したものですね。
原案・素案のことです。

業界用語、特に芸能界ではこのパターンが多いですね。
そっくりが「クリソツ」になります。

ただ、あまり上品な感じはしないので、一般の人はあまり使わないほうがよいかもしれません。

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