東京はあいにくの天気で、スーパームーンは望めそうもないですね。
まあ、たいした願い事もないのですが。
そういえばトランプ大統領は着々と側近選びを進めていますね。
なんか、本当に大統領らしくなってきました。
あたりまえですが。
いっぽうのクリントン氏はどうでしょう。
気丈に振る舞っている感じはしますが。
グッド・ルーザーという言葉をよく聞きますが、もっといい言葉がアメリカにはあります。
Lovable Losers です。
「愛すべき敗者」ですね。
これは、もともとシカゴ・カブスを表した言葉です。
今年108年ぶりに世界一になりましたが、それまでずっと負け続けてきたわけですから、ファンからすれば「愛すべき敗者」としか表現しようがないんですね。
日本だと、阪神タイガースみたいな存在でしょうか。
今年の成績は悪かったにもかかわらず、ファンも監督も、まったくめげてないですものね。
来シーズンこそはという希望に燃えています。
敗者はこうありたいものです。
さて、今回は4文字略語の話です。
カタカナにしても、漢字しても略語は4文字になることが多いです。
それはなぜか?
『なにげにてごわい日本語』(金井勇人 新城直樹 佐藤有紀 熊田道子著 すばる舎)にその答えが出ていたので参考にさせていただきます。
それは日本語のリズムが2拍を基本にしているからです。
2拍プラス2拍なので、4文字になるわけです。
たとえば、一週間の曜日をまとめて言うときの発音で、月・水・木・金・日は2拍ですが火(か)と土(ど)は1拍ですよね。
でも、続けて言うときは「ゲツ・カー・スイ・モク・キン・ドー・ニチ」と伸ばして2拍にしています。
このほうがリズムがよいからです。
子どもの数字の数え方も「イチ・ニー・サン・シー・ゴー~」と2拍にしていますね。
これが言いやすいんですね。
ですので略語も2プラス2の4文字で、たいていはそれぞれの語句の最初の2文字(2拍)をとっています。
就職活動は就活。
アニメ・オタクはアニオタとなるわけです。
この法則を利用すれば、4文字略語は簡単につくれそうな気もしますが、私には何にも思いつきませんでした。
やはり、略語は頻繁にその言葉を使っているうちに自然にできるものなのでしょう。