数字の書き方

女子レスリング日本は、6階級で金メダル4つと大快挙ですが、真打ちの吉田沙保里選手が銀メダルという意外な結果に終わってしまいました。

銀メダルでがっかりというのも、超一流選手の宿命とはいえ、ちょっと気の毒です。
今大会、吉田選手は選手団の主将も任されていました。その重圧もあったのでしょう。
特に女子レスリングの成績は気に掛けていたと思います。

ですので、伊調選手は別格として、若手3人の金メダルは吉田選手の後押しも大きかったはずです。
吉田選手の銀メダルには金3個分の価値があります。
ぜひ、笑顔で帰ってきてください。

さて、今回は数字の書き方です。

まず、原則としては洋数字を使います。
数字の表記の注意点がいくつかあります。

たとえば「50万円から60万円」を表す場合は、「50~60万円」ではなく、「50万~60万円」と「万」の単位を省略しないようにします。
省略すると「50円~60万円」とも受け取れるからです。

それから、外来語として定着しているものは、カタカナで書きます。
ですので、カタカナと数字が混在してもOKということになります。

ナンバーワンがそうです。
「ナンバーワン、ナンバーツー」「ナンバー1、ナンバー2」ではなく、
「ナンバーワン、ナンバー2」とするのがよいです。

同じく、ベストワン、ベストスリーとカタカナで書いて、ベスト8は洋数字を使います。

漢数字を使う場合は、たとえば、数字に「大~」と付く場合です。
二大巨頭、十大ニュース、三大名物などは漢数字です。

パソコンなどで書くときは横書きなので、つい、洋数字を多用しがちですが、本は縦書きがほとんどなので、注意が必要です。

たとえば「第3者」「1人旅」など、横書きだとあまり違和感がないですが、縦書きだとやはりおかしいので「第三者」「一人旅」ときちんと漢数字で書いておくことが大事です。

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