まさかまさかの大逆転劇になってしまいましたねえ。
日本人からすれば、あんな人が大統領になっていいんでしょうかという感じですが、いやアメリカという国がますますわからなくなりました。
さっそくカナダの移民情報サイトがダウンしているとか。
移民希望者が殺到しているらしいです。
アメリカ在住の野沢直子さんもブラジルに移住すると言っています。
ホワイトとイスラム系、ヒスパニック系との溝が深まらなければよいのですが。
日本への影響も計り知れません。
なにしろ「守ってやってるんだから、もっと金を出せ」というスタイルですから。
米軍の駐留に関する費用、いわゆる思いやり予算は、実質毎年6500億円ぐらい日本が負担しています。
これをさらに増やせというのは、思いやりではなく、ぼったくり予算になってしまいます。
TPPも、日本の思惑通りには行かないでしょう。
安倍さんも頭を抱えているのではないでしょうか。
ただ、勝利宣言を聞いていると、急に優等生になってますけどね。
この人はまったく読めません。
さて、『すっきり!わかりやすい!文章が書ける』から助詞の続きです。
まずは「は」と「が」について。
「本日役所に私は行きました」
これは、事実を端的に語るというか、自然にあとの「行きました」にかかる助詞ですね。
「本日役所に私が行きました」
これは、役所に行ったのは、ほかの人じゃなくて私ですよという、「私」という主格を強調した助詞ですね。
「本日役所に行ったのは私です」と言い換えられます。
「は」と「が」の違いはこのニュアンスの違いなので、使い分けしなくても誤りにはなりませんが、適当に使うと微妙な誤解を生むかもしれません。
同じく「に」と「へ」にも、微妙な違いがあります。
「に」は具体性のあるときに、「へ」は漠然とした方向のときに使うイメージを持てばよいと、この本には書いてあります。
なるほど、わかりやすいですね。
「私、下北沢に行きたいんだ」
この場合はピンポイントの場所に目的を持って、行くとわかります。
「彼はさらに上のほうへ登り始めた」
こちらはざっくりした方角を表しています。
以上、微妙な違いですが、使い方を間違えると、やはり違和感があるので、頭に入れておくに越したことはありません。