驚愕のトランプ大逆転から一日経ちましたが、さほどの大混乱はないようですね。
アメリカの各地で抗議デモが行われているようですが、この程度は想定内でしょう。
世界大恐慌になるのではないかと心配しましたが、株価も上昇したようで何よりです。
安倍さんが来週17日にトランプ氏と会うようです。
すごいですね、安倍さんは。
小池さんともケンカしないようにしているし、誰であろうとともかく権力者とは仲良くしようという姿勢は、まさに勝ち組の鉄則を貫いていますね。
勝ったのを見極めてから「いや強かったですねえ」とやるんだから、100発100中です。
プーチン大統領と仲良くして、北方領土返還に道をつけて、トランプ氏ともうまくやれば、選挙は安倍自民の圧勝でしょう。
安倍政権はあと5年は続くんじゃないでしょうか。
さて、『スッキリ!わかりやすい!文章が書ける』から、今回は「・」の使い方についてです。
「・」はナカグロ(中黒)といいます。
いちばん、よく使うのは外国人の名前などのカタカナです。
たとえばヒラリークリントンだと、読みにくいので、ヒラリー・クリントン、とファーストネームとファミリーネームの間に入れます。
あとは、名前と肩書きの間にナカグロを入れて、読みやすくします。
たとえば、河野博文文部大臣と書くと、文が2つ続いてわかりにくくなります。
それで河野博文・文部大臣とします。
肩書きに「前」とか「元」とつく場合もあります。
前首相補佐官、元首相補佐官など。
たとえば河野博元首相補佐官と、ナカグロがないと、元が、名前なのか、肩書きなのかわからなくなります。
河野博元・首相補佐官、河野博・元首相補佐官と、ナカグロを入れるとはっきりします。
ちなみに、肩書きの「前」は一期前の、「元」はそれより前、つまり前前期より前の任期に対して使うことが多いです。
それから、同格・並列を表すときにもナカグロを使います。
たとえば「今回のアジアカップは、日本と中国と韓国と北朝鮮とタイの5カ国で争われる」
と書くと冗長になります。
「今回のアジアカップは、日本・中国・韓国・北朝鮮・タイの5カ国で争われる」としたほうがスッキリします。
もちろん、ナカグロの代わりに読点「、」を使ってもよいですが「アジアカップは、日本、~」と読点が続くので、ナカグロのほうが感じがよいと思います。
逆にすでにナカグロを使っているカタカナを同格に並記する場合は読点を使います。
「トム・クルーズ・レオナルド・ディカプリオなどが出演」と書くとおかしいですからね。
「トム・クルーズ、レオナルド~」とします。
このあたりは臨機応変で。