アメリカ大統領選はたいへんなことになっていますね。
クリントン氏の楽勝かと思いきや、まさかまさかの逆転もありという展開に。
両陣営とも、ラストスパート。
クリントン氏陣営にはブルース・スプリングスティーンが応援に駆けつけたとか。
いや、豪華ですねえ。
でも、トランプ氏が当選したら、いったい日本はどうなることやら。
想像もつきませんね。
リーマン・ショック以来のトランプ・ショックが起きる可能性もありそうです。
両者の支持率は競っていますが、わずかにクリントン氏がリード。
しかし「隠れトランプ」がいるので、票の行方が読みにくいようです。
「隠れトランプ」とは、あえて公表していないが実はトランプ支持の人のことで、これがどれぐらい存在するかが、勝負のポイントでしょう。
日本時間の明日夜には、結果が出るようですが、どちらが勝つのか注目したいところです。
さて、『すっきり!わかりやすい!文章が書ける』から、今回は、「よけいな助詞」についてです。
助詞とは俗にいう「てにをは」ですが、「が」とか「も」「へ」もあります。
助詞で気をつけたいのが、よけいな助詞を入れることです。
助詞の重なりですね。
たとえば、
「前回での君のパフォーマンスはとてもよかった」
「昨日でも述べたとおり、私は反対です」
これはそれぞれ、
「前回の君のパフォーマンスはとてもよかった」
「昨日も述べたとおり、私は反対です」
としたほうが、スッキリして読みやすいです。
こういう、余分な助詞をつけるのは、癖になりやすいので注意が必要です。
なんとなく、勿体をつけようとすると、よけいなものを入れがちですので。
それから「が」と「で」の違いもあります。
「今日は鍋でいいです」
「今日は鍋がいいです」
前者は消極的な、後者は積極的な感じがします。
相手に与える印象が違ってきます。
自分で意図しなくても、助詞の使い方で、文章のニュアンスが変わってしまうこともあります。
助詞には気をつけたいものです。