御客様

日曜日は雨になりそうですね。
だからというわけではありませんが、今日の夕方、都知事選の期日前投票に行ってきました。

私は、基本的にはどの選挙も期日前投票をしています。
公示の次の日から可能ですから、今回だと7月15日から、明日までですね。
時間も朝8時半から午後8時までなので、まあ、好きなときに投票できる便利な制度といってよいでしょう。

投票日と違う点は、送られてくる投票所入場整理券の裏に名前と生年月日を書くことだけです。面倒なことはなにもありません。
投票は、行けるタイミングのときに行ったほうがよいです。
皆様にもぜひ期日前投票をお勧めします。

さて、またまた、開く(漢字をひらがなにする)話の続きです。

いまは、なるべく、開いたほうが読みやすくなる傾向にある。と、ずっと書いていますが、そうでない場合もあることに気づきました。

ノンフィクション作家・野地秩嘉さんの『SNS時代の文章術』(講談社)を読んでその好例を発見したのです。

それは、ビジネス文書です。
ビジネス文書には格式が求められます。重みがあったほうが締まってよいわけです。
ですので、重厚感を出すために意図的に開かない方法を取るのです。

たとえば、支店長などの着任の挨拶状、謝罪の手紙などに使えます。
そんな場合では「お客さま」とするより「御客様」とするほうが、顧客側にとってはなんとなく丁重に扱われているような感じがするからです。

悪い気はしない、と思われることはやっておいたほうがよいということです。
これは覚えておいたほうがよいですね。

この本には、私にとっても、なるほど、と思うところがほかにもありました。
文章を書くのに悩んでいる方にはとてもタイムリーで役立つ本なので、お勧めしておきます。

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