こんにちわ

スポーツ界では、外国人を親に持つ選手たちの活躍が目立っています。

 

昨年のリオオリンピックでも柔道のベイカー茉秋選手や短距離のケンブリッジ飛鳥選手がメダリストになりました。

 

陸上にはサニブラウン・ハキームという有望な選手もいます。

彼らは成績もいいですが、見かけもいいです。

 

その影響というわけでもないのでしょうが、研究者や企業経営者など高い専門性を持つ外国人が最短1年で永住権を取得できる制度がこの3月に始まるそうです。

 

「日本版高度外国人材グリーンカード」は優秀な外国人に対して、永住許可の申請に必要な在留期間を5年から3年に短縮。さらに最優秀クラスの人は最短1年でOKが出るというものです。

 

こうした背景には、各国による人材獲得競争が激しくなっているという状況があります。

日本はこの点でまだまだ他国に遅れをとっているということです。

 

そのうち外国人の先生や経営者の下で学び、働くことがあたりまえの時代がやってくるかもしれません。

 

 

さて『日本語150の秘密』から今回は、「こんにちわ」はなぜ誤りかについてです。

 

発音からして「こんにちわ」でもよさそうですが、正しくは「こんにちは」です。

 

もともとは「今日(こんにち)はお日柄もよろしいようで」「今日(こんにち)はご機嫌いかがでしょう」から「こんにちは」という言葉になりました。

 

でも「こんにちわ」とまちがえても気づかれないことがあります。

略して「こんちわ!」「ちわ!」となったら、そのままかもしれません。

 

「こんばんは」もまったく同じで「今晩はお寒うございますねえ」などのあいさつから生まれた言葉です。

だから「こんばんわ」ではまずいのです。

 

でも、そのうち「こんにちわ」「こんばんわ」でも、許される日が来るかもしれません。

 

 

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