昨日のサッカーのタイ戦は微妙でしたね。
スコアは4-0と完勝ですが、中身はスッキリしないものでした。
攻撃はタイのほうが迫力がありました。
小気味のよいパス回しと連動性で日本の守備陣は翻弄されていたように見えました。
タイのチャレンジ精神はひと昔前の日本チームみたいでしたね。
オーッと思わせるも決定力がないので、結局負けてしまうのです。
でも、このまま成長すれば、4年後は日本に勝てるかもしれません。
それぐらい好感が持てました。
日本チームは、GK川島の復活がなによりよかったと思います。
これはハリル采配のヒットでしたね。
日本は現在首位ですが、残り3試合は強敵ばかりなので、安心はできません。
ここ何回かのW杯予選で日本は世界最速の本大会出場を決めていましたが、今回は最終戦までもつれるかもしれません。
さて、今回は敬語です。
『金田一先生に教わった敬語のこころ』(井上明美 学習研究社)という本があるので、これを参考にしたいと思います。
著者は金田一春彦氏の秘書をされていた方なので敬語は完璧と言えるでしょう。
実は私、敬語はまるでダメです。
言い訳をすると、ちゃんと敬語を話そうと思うと、話の内容が頭に入らなくなるのです。
ですので、ここで皆さんにレクチャーする資格はないのですが、自分も勉強するつもりでやってみますね。
まずは「拝見されて」です。
たとえば、展覧会や寺社などで「拝見される方はこちらにどうぞ」などと言われても、こちらは素直に従うばかりですが、よく考えると、おかしいです。
これでは絵や仏像に敬語を使うことになります。
たしかに、国宝級のものでしたら、「拝見させていただく」という気持ちにはなりますが、ここは「ご覧になられる方は~」としないとまずいでしょう。
こちらはいちおうお客なのですから。
「拝見されていかがでしたか?」を「ご覧になっていかがでしたか?」と同じように、言うほうも言われるほうも受け入れてしまうくらい、敬語はあやふやなものになっているのでしょう。