いよっ、トランプ大棟梁!?

アメリカと北朝鮮関係の雪解けがすごいことになってますね。

あまり加速しているので、雪崩が起きるんじゃないかと心配になります。

もし米朝首脳会談が実現すれば史上初です。

場所は恐らく北京か、あるいは板門店かもしれません。

それにしても急です。

金委員長の狙いは核開発凍結の見返りとしての経済援助、食糧援助でしょう。

当然、アメリカは日本にもそれを負担させるつもりです。

日本は応じざるを得ないでしょう。

そして日本への見返りは拉致問題の進展です。

安倍さんの発言からはそう推察できます。

拉致被害者で生存している方がいれば帰ってくるでしょうが、いない可能性もあります。

その場合は、家族が帰ってくるのではないでしょうか。 日本で待っている人にとっては孫にあたります。

いずれにしても、その前にまず南北首脳会談があります。

そのあと、安倍さんが訪米してトランプ大統領と会談する予定になっています。

 

ところで「大統領」という言葉はどうしてできたのでしょう?

『謎だらけの日本語』には実は大工の棟梁がもとになったという説が書かれています。

大統領という言葉が生まれたきっかけは、やはりペリー来航(1853年)です。

このときペリーは当時のPresidentフィルモアの親書を携えていました。

幕府の役人たちは、このPresidentをどう訳すかで悩みました。

で、「国王」でいいんじゃないのという結論になりそうでしたが、そこで待ったをかけた人がいたのです。

フィルモアは選挙で選ばれた民間人だから、国王はおかしいと正論を述べました。

日本全権大使の林という人でした。

昔も今も、こういうことは林先生に聞けばよかったんですね。

それで「棟梁」が候補になり、もうちょっと格式が欲しいということで「統領」になり、頭に「大」をつけたという ことのようです。

棟梁とは大工の頭(かしら)のことで頭領という言葉もあります。

明治の書物には「大頭領」という表記もあったそうです。

Presidentを「大統領」とはなかなかのやはり訳ですよね。

「林先生ありがとう」と言いたいです。

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