慣用には逆らうな

寒暖の差が激しすぎて、体が悲鳴を上げています。

 

それにしても、オリンピックが終わっても、まだみんな競技を続けているのですね。

その種目の年間チャンピオンを決める最後の大会があるので出場がマストになります。

 

スキー複合の渡部選手、女子スピードスケートの高木美帆選手がみごとW杯年間王者に輝きました。

 

集中力・体力を保つのはすごいですね。

 

カーリングも現在世界選手権をやっていて、韓国女子の「メガネ先輩」などは参加していますね。

 

休むと誰か代わりの選手が行くわけで、やはりライバルにチャンスを与えたくないのでしょう。

 

ちなみに日本は富士通チームが参加しています。

北見の藤沢さんも休まずに混合でまた世界選手権に出場します。

 

疲れた顔を見せないのが素晴らしいですね。

 

 

さて、今回は漢字の話です。

テキストは『漢字力がつく辞典』(村石利夫 東京堂出版)です。

 

そのなかから読みが「慣用」になった語句を取り上げます。

「慣用」とは、誤ったまま定着したもののことです。

 

誤用も誤り続けていれば、やがて慣用になるのです。

 

たとえば「消耗」。

これはどう読みますか。

 

ふつう「しょうもう」ですよね。

でも正しくは「消耗(しょうこう)」です。

 

「今日はショウコウが激しかった」と言っても通じないでしょう。

「しょうこう」を変換しても「消耗」という字は出てきませんでした。

 

ほかでは「洗滌」は「せんじょう」と言っていますが、本当は「せんでき」です。

「天秤」も「てんびん」と慣用していますが、もともとは「てんしょう」と読みます。

 

もはや慣用強しです。

正しく読むと、変人扱いされるかもしれません。

 

 

 

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