早慶戦はなぜ慶早戦ではダメなのか

ピョンチャン・オリンピックでスポーツの素晴らしさに感動しましたが、昨日はスポーツの暗部を見せられた気がします。

 

オリンピック女子レスリング4連覇の偉業を成し遂げた伊調馨(かおり)選手へのパワハラ問題です。

 

真相はまだわかりませんが、何かあったことは明白ですね。

渦中の栄監督ですが、「栄」という名前を聞くたびにギクッとしてしまいます。

 

ちなみに、レスリング協会の副会長は至学館大学の学長です。

また、出入り禁止になったとされる警視庁のレスリング部長は栄監督の高校の同級生だそうです。

 

ここから何かどろどろしたものを感じるのは私だけでしょうか。

 

レスリング協会は来週当事者に事情を聞くそうですが、早急に第3者委員会を作ったほうがよいと思います。

 

 

さて、今回は『謎だらけの日本語』(日本経済新聞社・編)という本から「早慶戦はなぜ、慶早戦と言わないのか」という話です。

 

これはいわゆる素朴な疑問ですね。

 

真相はどうやら、昔から新聞記者は早大出身が多かったから、という理由のようです。

そういえばラグビーなどの「早明戦」なども同じですね。

 

人間(特に男性)は常に自分が上に立ちたいものなのでしょうか。

 

国同士でもこれは変わりません。

「日韓戦」「日中関係」と常に「日」が先です。

 

向うは当然「韓日戦」「中日関係」と表記しているのでしょう。

相手の名前を先にするような国があったら、素晴らしいと思いますが。

 

 

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