著者の気配りとは?

いよいよ出版することが決まり、あなたの編集担当者が決定されました。
そして編集者から「よろしく頼みます」という挨拶があります。

通常は書面で挨拶状を送ると思いますが、その前に電話で連絡することもあります。

そこで、編集者に対しての気配りはどのていど必要か? という疑問があるかもしれませんので、それについて答えます。

著者の方は、直接打ち合わせをするために、出版社まで行く場合もあると思いますが、そのとき、どんな準備をすればよいのでしょうか?

たとえば、なにか心づけとか?

まったくそんなことはありませんので。
著者といっても、自費出版の場合は、顧客のようなものですから、よけいな心遣いは不要です。

もちろん、地方から上京される方などからは、地元のお菓子などをお土産として頂くことはあります。ご好意として、受け取らせていただきます。

でも、それも、いらっしゃるたびに頂くと、かえって恐縮してしまいますので、最初だけという感じでよいと思います。

それから、受付の女性などにもちょっとしたお土産を持ってきたりする方もいますが、かえって処理に困りますので、やめたほうがよいです。

受付はだいたい若い女性ですので、著者によっては、ちょくちょく来られる方もいらっしゃるようです。なにか目的が違うような気もします。
ある著者から「受付の子、新しい人になったね」と言われてびっくりしたことがありました。こちらより詳しいので。

男性の著者の場合、セクハラと取られるとまずいので、くれぐれも注意は必要でしょう。

ほかでは、原稿が入った宅配便と一緒に、野菜とか、卵などを送ってくる方もいらっしゃいました。会社で料理するわけではないので、各自におすそ分けして、家に持ち帰ってもらうのが、けっこう大変みたいです。
また、手作りの食品、衣類などを送るケースにもちょくちょくお目にかかります。
すべて、好意から発していることなので、こちらが文句を言える立場ではないでのですが……。

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